身を持するには、はなはだ皎潔なるべからず。一切の汚辱垢穢、茹納し得んことを要す。人に与するには、はなはだ分明なるべからず。一切の善悪賢愚、包容し得んことを要す。(菜根譚)

世間を渡るのに、あまりに潔癖すぎる態度はよろしくない。いろいろな汚ないものをも腹の中に納めてしまう度量が必要だ。人とつきあうには、白か黒かとレッテルを貼ってしまってはならない。善悪賢愚、さまざまな人たちを平等に受け入れる寛容さが望ましい。(吉田豊

 農薬や食品添加物の問題、年代問わず市民4人に3人「不安」−−京都市調査 /京都

野菜産地偽装事件など食物への信頼を揺るがす問題が後を絶たない中、京都市民の4人に3人が農薬や添加物の食品への影響に不安を感じていることが、市のアンケート調査で分かった。

 「神戸に影響大きい」 ダイエー再建で経産相

産業再生機構ダイエーや主力銀行に再建方針を明確にするよう求めている中、中川昭一経済産業相は九日、大阪で会見し「大事な時期で重大な関心をもっている」としながら「発祥の神戸をはじめ地域に与える影響が大きい、十分に配慮して検討を」と述べるにとどまり、再建方針を決める期限に言及しなかった。

 KRDコーポ、リサイクルICタグ開発−固定に工夫し着脱容易

KRDコーポレーション(神奈川県座間市、小松弘英社長、046・257・8951)は、被対象物に貼り付けたホルダーに組み込めるよう2枚の樹脂プレートで挟(はさ)み込んだ「リサイクルICタグ(電子荷札)」を開発した。

 春雪さぶーる、早来工場で生ハム棟竣工、全国シェア20%に

エア・ウォーターグループの春雪さぶーる(株)(札幌市白石区、011・811・1621)は7日、発足二年目で早来工場に生ハム棟を竣工、生産能力倍増(1200t)で全国シェア20%を持ち、大手ハム・ソーメーカーと肩を並べ“春雪さぶーる”を全国ブランドに育て、シェア拡大を目指す。

 サンロフト、水産加工品、履歴も管理――低価格システム、仕入れ・納品・在庫

システム開発やホームページ作成などのサンロフト(静岡県焼津市、松田敏孝社長)は水産加工業者向けの販売・仕入れ・在庫管理システムを開発した。

 食品に偽装表示、「松源」に改善を指示−−農水省 /和歌山

農水省近畿農政局は8日、二つの食品で実際は使用されていない原材料を表示したり、加工地を偽るなどしたとして、スーパー「松源」(和歌山市吹上)に、JAS(日本農林規格)法に基づき改善を指示した。

 ヨークベニマルやダイユーエイトなど、山形・嶋地区に進出計画

山形市が整備中の嶋土地区画整理事業地内にヨークベニマルダイユーエイトしまむら、ギガスケーズデンキなどが出店計画を進めていることが明らかになった。

 藤井と国際チャート、無線ICタグで業務提携

ICカード製造の藤井(金沢市、藤井雅和社長)は産業用の計測記録紙などを製造する国際チャート(さいたま市)と無線ICタグ(荷札)分野で業務提携する。

 下君は己の能を尽くし、中君は人の力を尽くし、上君は人の智を尽くす。(韓非子)

下の君主は自分の能力を発揮するだけだ。中の君主は、すべてを自分でやろうとはせず、衆の力を発揮させることを知っている。すぐれたトップは、衆の力だけではなく、衆の知恵を引き出そうとする。(西野広祥)

 牛肉輸出再開へ「日本説得」 遊説先で米大統領言及

ブッシュ米大統領は10日、大統領選の遊説先のオハイオ州で、牛海綿状脳症(BSE)発生のために停止したままの米国産牛肉の対日輸出について「市場を再び開くよう日本を説得することは我々の利益になる」と述べた。

 博多イニミニマニモ、2年後メドに再改装――20店入れ替え、回遊性高める

福岡市・中洲川端地区の大型商業施設、博多リバレインの専門店街「イニミニマニモ」が改装から一年を機に再び本格的なリニューアルに乗り出す。

 優勝なら損益トントン、高木社長、継続保有を強調

ダイエー高木邦夫社長は福岡ダイエーホークスについて、「今シーズン優勝すれば(親会社の支援を抜いた純粋な損益ベースで)トントンが見えてくる」と述べ、経営状態が改善していることを明らかにした。

 KRDコーポ、リサイクルICタグ開発−固定に工夫し着脱容易

KRDコーポレーション(神奈川県座間市、小松弘英社長、046・257・8951)は、被対象物に貼り付けたホルダーに組み込めるよう2枚の樹脂プレートで挟(はさ)み込んだ「リサイクルICタグ(電子荷札)」を開発した。

 マルエツの実証実験に見るRFIDの技術的課題

Wal-Martが2005年1月から、主要サプライヤーに対して、納入するパレットレベルでICタグを付けるよう要請している。Wal-Martは今後、「業界を越え、またライバル企業同士でも協力してRFIDに取り組むべき」としており、欧米の小売業界はRFIDに関して1つの方向へと進もうとする動きが見られる。

 サンロフト、水産加工品、履歴も管理――低価格システム、仕入れ・納品・在庫

システム開発やホームページ作成などのサンロフト(静岡県焼津市、松田敏孝社長)は水産加工業者向けの販売・仕入れ・在庫管理システムを開発した。

 食品の生産者情報導入 13%

食の安全を守る対策の1つとして小売業者が食品の生産者などの情報を記録に残す「トレーサビリティ」のシステムを導入している割合は、牛肉以外の食品では約13%にとどまっていることが農林水産省の調査でわかりました。