輸入カボチャ横流しか 白い箱に詰め替え出荷

ブロッコリーなど野菜の産地偽装が判明した大阪市第三セクターの荷役会社「大阪港埠頭(ふとう)ターミナル」が今春、ニュージーランド産カボチャを、荷主や産地を印刷していない白い箱に詰め替え出荷したことが27日、分かった。

 地理と時間を一括管理、長野高専などが営業支援システム

長野工業高等専門学校地域共同テクノセンター(長野市)で研究開発を進めてきたグループは、地図を使い時間を追う形で情報管理ができるシステムの開発に成功したと発表した。

 アサヒやイオンがNPO設立、食品履歴追跡で連携――ICタグ利用

アサヒビール、味の素、イオン、野村総合研究所など54社・団体は、食品流通の効率化とトレーサビリティー(生産履歴の追跡)の徹底で連携する。

 東名SAなどで販売のシューマイを回収 日本道路公団

日本道路公団は27日、東名高速海老名サービスエリア(SA)や東京湾アクアラインの海ほたるなどで販売したシューマイが、加熱不足で腐る恐れがあるとして、販売済み商品を回収すると発表した。

 ブロッコリー偽装、水増し用?の箱も注文 大阪3セク

大阪市第三セクター「大阪港埠頭(ふとう)ターミナル」(大阪市)による産地偽装問題で、中国産とすり替えた米国産のブロッコリーを収納するため、同社側が段ボール業者に新しい空き箱を注文していたことが、関係者の話でわかった。

 納入業者を働かせる…公取委「コーナン」立ち入り検査

納入業者の従業員をホームセンターの店員として使っていたなどとして、公正取引委員会は27日午前、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで、大阪府堺市にあるホームセンター業界大手「コーナン商事」本社に立ち入り検査に入った。

 中国産混ぜたそば粉販売 「幌加内産」でコンビニに

製粉業の横山製粉(札幌市、横山敏章社長)が2001年9月ごろ、コンビニエンスストアのセブン−イレブンに北海道・幌加内産として販売したそば粉の一部に、中国産のそばを混ぜていたことが27日、分かった。

 社会貢献を新たな尺度に 「CSR」採用企業増加中

企業の価値を判断する基準として、売上高や利益といった計数面だけでなく、環境、人権、文化といった分野での社会的貢献度を重視する「CSR」という考え方が広がり始めた。

 生鮮物流に新しい波 大弘水産グループ

これまで大手資本に席巻されつつあった生鮮水産物の物流分野で、年商数10億円規模の市場仲卸、市場外問屋が、あいついで加工配送センターを建設、独自のノウハウで販売開拓に乗り出すなど新しい波が生まれつつある。

 アレルギー物質表示の推奨品目は消費者へ情報提供に努めよ

厚労省農水省による「食品の表示に関する共同会議」で、アレルギー物質を含む食品に関する表示の推奨品目について、表示しない場合「含んでいない上で表示しない」のか「確認せず表示しない」のか「使用するも表示しない」のか、消費者に分かるように情報提供することが有用であることを確認した。