happykobe2005-09-16

自分自身というものは決して断片的に存在するものではなくて、この今日の自分自身の生は悠久の生命の流れの中に位置しておるのである。したがって何が生じてくるかわからぬし、また自分の影響がいつどこへどういうふうに伝わってゆくかわからない、そういうことを考えると、少々善いことをしたぐらいで、すぐ善い報いがあるなどと考えるのは大きな間違いである。また同時に、少々悪いことをしたって大したことはあるまい、などと考えるのも浅はかなことである。結局は「日々是れ好日」に生きるのが一番であります。