happykobe2005-10-27

人間というものは自分はどれほど馬鹿でも、人を責めることはよく出来るものである。反対にどれほど頭がよくても、自分をゆるすということになると、全くわからない。常に人を責めるような心で自分を責め、自分をゆるすような心で人をゆるせば、聖賢の地位に到達出来ないことを心配する必要はない。
こういうことがわれわれの精神・行動のルールなのであります。このルールを明らかにしなければ、どれだけ政治や経済を論じてみても、結局は枝葉末節で、根本的にはなんの解決にもならない。やはり道徳教育・社会教育というものを確立して、根本をなおさねばならないのであります。