牛血統偽装判決で弁論再開 次回公判で求刑

牛の品種や血統の情報を管理する個体識別番号を記載した「耳標」を別の牛に付け替えて販売したとして、詐欺や牛肉トレーサビリティー法違反などの罪に問われ、懲役3年、罰金50万円を求刑された北海道小清水町の元町議で元家畜業林忍被告(67)の判決公判で、釧路地裁北見支部(伊東顕裁判官)は9日、検察側が弁論再開を申し立てたために判決言い渡しを延期した。